2012年7月25日水曜日

Mt. Fuji climing July 2012 -2

5合目到着 やたらに多い中国人ツワ―に驚く

出陣前の食事

恐怖の岩場が延々と続く
5合目から7合目

何分『登山』なるものは初めてで、しかも日本霊峰、最高峰の富士山に登り切るには全く自信はなく、しかし最近の『山ガール』人気なのか女性雑誌などでも記事として取り上げられいるからか旅行社も色々なツワ―を組んでおり、初心者向けのも多数。
朝5合目に到着、8合目で仮眠休憩、夜中出発、頂上で御来光、下山&温泉の『サンシャイン・ツワ― 夜発河口湖3日間スタンダード』を6月末に予約。
それからネットでお天気チェックやその他もろもろ調べ・取り揃え、夜行バスに乗込みいざ出陣。実は大昔バスツワ―の添乗員のバイトをした事があり関東方面へのバスツワ―は慣れたモノと思っていたのですが、『新・東名高速』が出来ていたのに驚き、SAの美しくなった事に驚き。
そんなこんなで夜中に京都を出発したバスはあっという間に富士吉田口5合目に到着。
ちょっとばかりスイスあたりを思わせるしかし名前は『雲上閣』なる土産物屋兼山小屋に到着。簡単なお昼ご飯を9時半頃に済ませ(通常この時間帯の食事は朝食というが・・・。)、10時過ぎに登山ガイドを先頭に5合目を出発。最初は緩やかな下り道を、その日のご来光を見た下山者達とすれ違いながら我々63(ロク・サン)隊は行進。バスの中で登山ガイドが話された事に『登山ガイドは絶対です。』すなわち山の中ではガイドに背くな。ガイドの判断は聞くべし。それは『命』に係る判断なので彼はそう言われたのだと思います。普段人の言う事を聞くのが苦手な私としても今回は万が一という事もあるので素直に従うつもり。ツワ―・バスのナンバーから付けられた我々グループの名前は63(ロク・サン)隊。先頭にガイド、最後尾に添乗員。その人を追い抜いても、追い越されてもダメとの事で進んでいくわけですが、最初のなだらかな道はごく普通のペースで歩き出し、少し傾斜がきつくなりかけた処で、隊の中で一番遅い人をガイドの直後に配置。彼らが進めるスピードで登山していく訳ですが、結構ノロノロ。ガイド曰く「人がナメテいるのか!?っという様な速さで登ります。」がまさにこの事。こんなので辿りつけるの?って感じなのですが実はこのジワジワ作戦が登頂成功の鍵となるのです。
下界に霧、はたまた雲を眺めながら難なく6合目を過ぎ7合目にぐらいになると『岩』出現。
『岩山』を這ってよじ登るという感じで、本当に一歩間違えると谷底に落下の可能性大な急斜面を進んで行きました。幸いなことに「晴天」ではなく、もしこれが晴天で下界が見えていたら足が竦んでとてもではないけれども、その岩場が登れなかったかも。実際63隊のメンバーの中でガイドが「気分が悪いのですか?」と聞かれた女性は『高所恐怖症で』と。そんなのだったら登るなよって言いたいですが、もう皆上を向いて歩くしかないって感じで前進あるのみ。
そんなこんなで7合目の山小屋群を通り過ぎ、岩場もなくなり8合目を目指す頃にはかなり足が重くなりはじました。

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